数々の賞を受賞しているサイモン・ル・ボンは、世界的に有名なデュラン・デュランのリードボーカル。1981年にデビューアルバム「デュラン・デュラン」がリリースされ、彼らはニューロマンティック・ムーブメントを代表するバンドとして瞬く間に注目されるようになった。その後は「リオ」（1982年）、「セブン・アンド・ザ・ラグド・タイガー」（1983年）、そしてライブアルバム「アリーナ」（1984年）の３枚の作品を立て続けに発表。合計で1億枚以上のアルバムセールスを記録した彼らは、世界中を何度もツアーし、2022年にはロックの殿堂入りも果たした。サイモンはボーカリストとして優れているだけではなく、作詞作曲においても卓越した才能の持ち主で、英国作曲家協会のアイヴァー・ノヴェロ賞を3度も受賞している。 サイモンは1991年に妻のヤスミンと友人のニック・ウッドとともに、東京でSynを立ち上げた。
