マクサン・ルイス

マクサン・ルイスはアメリカのソウルシンガー、ミュージシャン、作曲家、プロデューサー。1960年代に本名のポーレット・パーカー名義で女性コーラスグループ「The Iketts」の一員としてアイク & ティナ・ターナー・レビューに参加し、自身のキャリアをスタートさせた。1970年代には、当時の夫アンドレ・ルイスとともにMaxaynというバンドで活動し、リードシンガーを担当。彼女のボーカルは、アレサ・フランクリンとロバータ・フラックを融合させたスタイルだと評価される。スピリチュアルなグルーヴ感、強気のアティチュード、最新のアーバン・サウンド、そして溢れんばかりのソウルとファンクを組み合わせた後身のバンドMandréは、3枚のアルバムをリリースし成功を収めた。抜群の存在感を誇るフロントウーマンとしてだけはでなく、バックボーカリストしても活躍してきた彼女は、ギャップ・バンド、レイ・チャールズ、セリーヌ・ディオン、ボニー・レイット、デュラン・デュラン、スモーキー・ロビンソン、リッキー・マーティン、ブリトニー・スピアーズなど様々なアーティストと共演。長年にわたりSynの数々プロジェクトに強力なボーカルパフォーマンスを提供してきた彼女は、2019年にフィリピンで放映されたオールドスパイスのCM楽曲「The Smell That Never Dies」に参加。動画はYouTubeで1500万回以上の視聴数を集め、再度ライセンスされた。また、ニック・ウッドの最新アルバムにもバックボーカルとしてフィーチャーされている。

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